デイのお迎えに居留守をつかったうちの子

子どもの成長

うちの子は放課後等デイサービスを利用しています。

土曜日や学校の長期休みの時期の利用のお迎え時間は、大体10時前後になります。

私は迎えの時間には仕事に出ているため、子どもにはお迎えが来るまで家で留守番してもらい(家族が家にいる場合もあります。)

迎えが来たらインターホンで確認して施錠してから出発するという流れです。

これが自宅からの利用日(私が仕事の日)の大体の流れなのですが…そんなある日、事件が起きました。


仕事中、トイレに行ったついでにスマホを確認すると、何回もの着信とLINEが来ていました。

内容を見ると、デイの職員さんから「インターホンを何回か押しても反応がない。部屋の電気はついているので家にはいると思われる。まだ他のお子さんのお迎えがあるため一旦離れます」とのこと。

もしかして寝てしまっているのかな?体調不良かもしれない。心配になって、すぐに子どもにメッセージを送りました。(普段から留守番中はWi-Fi環境でメッセージアプリが使えるようにしています)

すると、すぐに何事もないような返信が。

これは…確信犯だな、と思いました(笑)


子どもとやり取りをすると、今日はとにかく行きたくないとのこと。

親としては、留守番中に何かあったらと思うとデイに行ってくれていた方が安心できます。だから行ってほしいと伝えました。でもその時は「行きたくない」の一点張りでした。

デイにも連絡をして、子どもと連絡が取れたこと、心配をかけてしまったことをお詫びしました。

「今日の利用はどうしますか?忙しい時期は再度お迎えに行くことができませんが、本日は対応させてもらいます」と言っていただけたので、お言葉に甘えることに。

でも、再度お迎えに来てもらっても子どもは居留守を使いました・・・。

それをデイからのLINEで知った時、がっくりしたと同時に、デイには大変申し訳ないのですが…自分の子どもの意思が思っていたよりも固いことにびっくりして、思わず笑ってしまいました(ごめんなさい)。

ああ、この子も自分の意思をはっきり通そうと、この子なりに考えてこう行動したんだなあ。

今回はみんなに心配をかけてよろしくないけれど、これもある意味成長だね…と思いました。

職場の子育ての先輩である上司にこの話をしたら、笑ってくれました(笑)


デイにはご心配とご迷惑をかけたことをお詫びしました。

帰宅してから、子どもと話をしました。

今日取った行動はみんなに心配をかけることだったと伝えると、子どもも反省した様子で

「次デイに行くの、どうしたらいいかわからないから行きたくない」と話してくれました。

私は、自分でやったことはきちんと謝った方がいいということ、そんなに気まずいと思うようなことをしたと思うのなら今後はしない方がいいよねということを話しました。

今後、行きたくない時はとりあえずお迎えのインターホンには必ず対応して、外に出て職員さんに直接話をして気持ちを話す、ということにしました。

職員さんと話をして、それで子どもの気持ちが変わっていくことができたら安心なんですが…そうでないなら、仕方ないな(涙)


そもそも、なぜデイに行きたがらなくなったのか。子どもにその理由を聞いてみると、日によって少し理由が違ったりするのですが…要は「家の方がマイペースに楽しめる、安心する」ということのようです。

以前と比べて、家で過ごすことがより楽しい時間になっているようです。成長とともに自分の世界を大切にするようになったんだと思います。それに加えて、うちの子の特性も相まっての理由も考えられます。

調べてみると、発達障害や知的障がいのある子がデイなどの外出先を嫌がる理由には、こんなことがあると言われています。

①安心できる場所だから

  • 家は勝手がわかっていて、ルールも予測できる場所。外出先は環境が変わるため、それだけで緊張やストレスを感じやすいと言われています。
  • 学校生活などでの変化や人間関係が多いため、自分の世界が心のよりどころになっている。

②興味や関心が強いから

  • 好きなことに集中することで、楽しさや達成感を感じられる。

③コミュニケーションが難しいことがあるから

  • 相手の気持や場の空気を読み取ることが難しい場合、自分の世界で過ごすほうが楽だと感じる。

④失敗や否定される経験から自分を守っていることがある 過去に注意されたり、うまくいかなかった経験があると、それを避けたい気持ちが行動に表れることがあります。

⑤自己表現の方法の一つだから

  • 好きなことについて考えたり話たりすることは、とても大切な自己表現になる。

デイが嫌というより、家で過ごす魅力の方が大きくなってきたということなのかもしれません。

あくまで我が子の場合ですが、家で自分の好きなことをマイペースに楽しめる安心感と、成長とともに芽生えてきた「自分の世界」を大切にしたい気持ち。この2つが今回の行動につながったのかなと感じています。


とはいえ、親としての本音を言うと、葛藤はあります。

家で過ごしている時、やることは大体決まっています。ゲームやスマホがほとんどで、友達と遊びに行くというようなこともありません。

それでいいのか、考えてしまいます。

留守番している時に、もし災害が起きたら…という不安もあります。

私の職場は徒歩10分かからない場所にありますが、それでも心配は消えません。

そして将来のこと。就職して、通い続けることができるんだろうか。そんな漠然とした不安もあります。

デイなどの通所経験は、将来の就労支援施設や作業所に通い続ける経験の土台になるとよく言われます。

だから行き渋りがあると「今から通えないと将来も心配」と結びつけて考えてしまいがちです。

しかし、思春期に一時的に行き渋りが強まっても、環境が合えばまた通えるようになるケースも多いようです。

逆に無理に通わせ続けたことが負担になったケースもあるとか。「今行けないこと」が「将来ずっと行けないこと」を意味するわけではないようです。

それを知って少し安心する部分もありますが、正直、この不安が完全になくなるわけではありません。今この子と向き合いながら、できることを一つずつやっていくしかないのかなと思っています。


正直、親としてはデイに対してはご迷惑をかけてしまっていることに、すごく申し訳ない気持ちが強くあります。

でも今は、子どもの気持ちを尊重しながら、お互い譲歩できるポイントを見つけていきたいと思っています。

答えはまだ出ていませんが、焦らず、この子を見守っていきたいです。

いつも以上に長く感じる夏休み・・・乗り越えたいと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました