以前、面識の薄い親戚のお葬式で嗚咽するほど泣いてしまったうちの子の話を書きました。

感情の伝染、ミラーニューロン。調べてみると色々とわかったことがあって、共感能力が高いのかもしれないと思うようになりました。
今回、おばのお通夜に参列した時も最初は同じでした。私が亡骸と対面して涙ぐむと、うちの子は私以上に涙を見せていたんです。
ところがお経が始まった頃でしょうか。夫とこそこそ話をしていたうちの子が、突然クククッと笑い始めたんです。
笑わないほうがいいからやめて〜!
慌てて注意すると「しまった!」という顔をして真顔に戻る。でもしばらくするとまたクククッ。それが何度か続きました。
正直、その場では怒ってしまいました。厳かな雰囲気の中で笑うなんて…と。
調べてみると、こういった「場違いな笑い」は緊張や不安を感じた時に笑いが出てしまう、いわゆる「緊張からくる笑い」というものだそうです。
実はこれ、発達障害があるなしに関わらず、誰にでも起こりうることなんだそうです。怒られている時につい笑ってしまったり、緊張する場面で笑いが止まらなくなったりした経験、みなさんも一度くらいはあるのではないでしょうか。
ただ発達障害のある子の場合、いくつかの点でその傾向がより強く出やすいと言われています。
・その場の空気や状況を読むのが苦手なため、笑いをコントロールしにくい
・緊張や不安を感じやすい場面が多い ・笑いを抑えるという感情のコントロール自体が難しい
つまり「笑ってしまう」こと自体は誰にでもあることだけど、その頻度や強さが出やすいということなんですね。
そうか、緊張してたんか…
怒ってしまった自分をちょっと後悔しました。
そこで次の日のお葬式では、ソワソワしたり笑いそうになった時にそっと手を握ったり、背中をさすったり、小声で「大丈夫?」と声をかけるようにしました。
すると落ち着いた様子になっていったんです。
初七日の法要の頃には、朝からの長い一日でさすがに疲れ果てていたんだと思います。
昼食後の午後ということもあり集中力も限界だったようで、私にもたれかかってきたり、爪が気になって下を向いてずっと触っていたり。
時折声をかけたりフォローはしましたが、ここまでよく頑張ってくれていたので注意はしませんでした。
全てが終わり、帰り道にちょっと寄り道をしました。ソフトクリームやポテト、飲み物をテイクアウトして、食べながら帰りました。よく頑張ったね、という気持ちを込めて😊
帰り道、うちの子が「亡くなった人は今どこにいるんだろう?お家に帰ったかな?」と聞いてきました。
「亡くなった人はもうしばらくみんなの近くにいるよ。準備ができたらもっと上にあがっていくんだよ」と話すと
「そうなんや!じゃあ家帰ってるやろな〜」とつぶやいていました。
目に見えなくなってしまっても、その人のことをちゃんと考えられる。
難しい「死」というものを、自分なりに受け止めようとしているんだなぁと胸が温かくなりました。
うちの子にとって3回目となる葬儀への参加でした。慣れるほどあっては良くないけれど、人生において必ず訪れる別れに向き合える経験をさせてもらえたと思っています。
これまでも、いつかはみんな順番に旅立つということを話す機会がありました。
当然、順番でいうと親である私が先に旅立ちます。そのことをネガティブに捉えてほしくはないけれど…難しいですね。
思っていたより時間の経過は早く感じる今日この頃。
将来、できるだけ子どもの気持ちに負担をかけないように、徐々に準備していきたいと思っています。

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